
About this episode
上司には、二流と一流、そして超一流がいます。
二流の上司は、自分に関心がある。
「自分はどう評価されているか」
「このマネジメントで正しいのか」
「部下から嫌われていないか」
「社長からどう見られているか」
頭の中は、ほぼ自分株式会社の株価チェックです。
だから、部下と話していても、関心の中心は自分。
「ちゃんと俺の言うことを聞いているか」
「俺を評価しているか」
無意識に、自分本位のマネジメントになります。
一流の上司は違う。
関心の中心が、部下にある。
この人の強みは何だろう。
何が苦手なんだろう。
どんな仕事を任せれば力を発揮するのか。
どんな経験を積ませれば、もっと成長するのか。
だから適材適所ができる。
そして、人を育てることができます。
でも、超一流はさらに違う。
超一流の上司は「部下が何に関心を持っているか」に関心を持つ。
何をしているとき、一番夢中になるのか。
何の話になると、急に目が輝くのか。
何に怒るのか。
何を大切にしているのか。
そして、人生で何を成し遂げたいのか。
そこまで理解しようとする。
人は、自分の関心や価値観と仕事が重なったとき、驚くほど力を発揮します。
誰かに管理されて動く状態には限界がある。
でも、
「これは自分がやりたいことだ」
「この仕事には意味がある」
そう思えた瞬間、人は自分で考え、自分で工夫し、自分で走り始めます。
だから超一流の上司は、命令で人を動かそうとしない。
無理やりモチベーションを上げようともしません。
そもそも、他人のモチベーションを上げ続けるなんて大変です。
上司が毎日、人間モバイルバッテリーになってしまいます。
そうではなく、その人の中にすでにある情熱を見つける。
使命感を見つける。
そして、それが活きる役割をつくる。
すると仕事は、
「やらされるもの」から
「自分がやりたいもの」に変わっていく。
マネジメントとは、人を変える技術ではありません。
その人の心がどこを向いているのかを見つけ、
その方向に仕事を重ねていく技術。
二流は、自分を見る。
一流は、部下を見る。
超一流は、部下が見ている未来を見る。
さて、あなたは部下が何に関心を持っているか、どれくらい知っているでしょうか。
今日の1分アクション
部下やチームの誰か一人に、こう聞いてみてください。
「今、仕事でも仕事以外でも、一番ワクワクしていることって何?」
アドバイスはいりません。
評価もしない。
まずは、ただ聞く。
その答えの中に、その人が本当に力を発揮するヒントが隠れているかもしれません。
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